第38回 プロジェクト「いのち」を開催いたしました

2017年6月25日(日)、キャンパスプラザ2階ホールにて、プロジェクト「いのち」定例会を開催いたしました。
第38回目の今回は、「孤独なコミュニティーをどう生きるか -つながりの中で感じる孤独の正体-」と題して、公開シンポジウムという形で行いました。

以下、シンポジストとしてご登壇された先生方のお名前(ご所属)と、ご講演の演題です。

広井良典先生(京都大学こころの未来研究センター教授)
「いのちとコミュニティー」

徳永光俊先生(大阪経済大学学長)
「『いのち』から見た農業の歴史と未来」

近藤誠司先生(関西大学教授)
「災害から浮かび上がる現代社会の脆弱性」

広井先生からは経済学・科学哲学、徳永先生からは農学、そして近藤先生からは防災学・社会心理学と、それぞれの実践・研究をなさっている見地より、現状を踏まえての問題提起及び今後の展望についての提言がなされました。
後半は、浄土真宗本願寺派総合研究所の丘山新所長を座長として、パネルディスカッションが行われました。

大きな転換点にさしかかっているのは医療分野においてのみではなく、他の分野においても同様であるという印象を受けました。
また、その時にキーワードとなるひとつが、私たちの研究会のメインテーマでもある「いのち」であるということ。
そして、「いのち」をどのように捉えるか、またその認識を実際にはどのように体現していくのか、改めて考えさせられる機会となりました。

第38回 プロジェクト「いのち」のお知らせ

プロジェクト「いのち」は、お陰様を持ちまして発足してから8年目を迎えました。
これまで「いのち」に関わる、様々な分野の先生方をお招きして、参加者一人ひとりが、気づき・学び・体験を通して、≪いのち≫の「自感・自覚・自証」を深めて参りました。
今、時代は大きな転換点を迎えております。
本会もこれまで以上にバージョンアップをして、≪いのちの響存≫すなわち「共感・共振・共創」の輪を拡げてゆく所存です。
その第一歩として今回は、主に京都大学の広井良典先生には「人間と社会との関係性」について、大阪経済大学の德永光俊先生には「自然と人間との関係性」について、関西大学の近藤誠司先生には「自然と社会と人間との関係」について御講演頂きます。
その後のシンポジウムでは、≪いのち≫の立場から、現代の問題の一つである“孤独”に焦点を当て、つながりの中で感じる孤独の正体とは何かを、皆様と一緒に探求し、問題解決の糸口を見つけ出したいと考えております。
万障お繰り合わせの上、御参集頂きますよう御案内申し上げます。
皆様のお越しを、お待ちしております。

日 時:平成29年6月25日(日)  14:00~17:00

場 所:
キャンパスプラザ京都2階 ホール
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
TEL: 075-353-9100
(京都駅ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)

シンポジウム:
「孤独なコミュニティーをどう生きるか」
― つながりの中で感じる孤独の正体 ―

シンポジスト:
・京都大学  広井良典 教授
 「いのちとコミュニティー」
・大阪経済大学 德永光俊 学長
 「いのち」から見た農業の歴史と未来
・関西大学 近藤誠司 准教授
 「災害から浮かび上がる現代社会の脆弱性」

タイムテーブル:
13:30−14:00 開場
14:00−14:05 開会挨拶
14:05−14:35 「いのちとコミュニティー」        広井良典先生
14:35−15:05 「いのち」から見た農業の歴史と未来    德永光俊先生
15:05−15:35 「災害から浮かび上がる現代社会の脆弱性」 近藤誠司先生
15:35−15:45 休憩
15:45−16:55 パネルディスカッション 進行:丘山願海 所長
16:55−17:00 閉会挨拶

略歴:
〇 広井 良典(ひろい よしのり)
京都大学こころの未来研究センター教授
1961年岡山市生まれ。東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)、同大学院修士課程修了後、
厚生省勤務をへて1996年より千葉大学法経学部助教授、2003年同教授。この間、2001―02年MIT客員研究員。2016年4月より現職。専攻は公共政策及び科学哲学。社会保障、医療・福祉、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観等に関する哲学的考察まで幅広い活動を行っている。
『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大仏次郎論壇賞受賞。他の著書に『死生観を問いなおす』(ちくま新書)、『定常型社会』
(岩波新書)、『ポスト資本主義』(同)など多数。
この間、教育再生懇談会委員、国際協力機構(JICA)社会保障分野課題別支援委員会委員、内閣府・幸福度に関する研究会委員、厚生労働省・統合医療のあり方に関する検討会委員、総務省・緑の分権改革の効果の評価手法等に関する研究会委員等を務める。

〇 德永 光俊(とくなが みつとし)
大阪経済大学学長
1952(昭和27)年愛媛県生まれ。京都大学農学部農林経済学科卒業後、同大学院農学研究科後期博士課程単位取得。京都大学農学博士。大阪経済大学経済学部教授を経て、現在、同大学学長。『日本農書全集』(共編著、農文協)、『日本農法の水脈-作りまわしと作りならし-』(農文協)、『日本農法史研究-畑と田の再結合のために-』(農文協)、『日本農法の天道-現代農業と江戸農書-』(農文協)、『写真でみる朝鮮半島の農法と農民』(共編著、未来社)、『黒正巌と日本経済学』(編著、思文閣出版)など
編著書多数。

〇 近藤 誠司(こんどう せいじ)
関西大学准教授
京都大学大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。博士(情報学)。
元NHKディレクターとして災害報道に従事。NHKスペシャル『メガクエイク 巨大地震』で科学技術映像祭・内閣総理大臣賞を受賞。人と防災未来センター・リサーチフェロー、京都大学防災研究所巨大災害研究センター非常勤講師、神戸学院大学非常勤講師を兼務。主な著書に『ワードマップ 防災・減災の人間科学 いのちを支える 現場に寄り添う』(新曜社, 2011)、分担執筆で『現場でつくる減災学 共同実践の五つのフロンティア』(新曜社, 2016)など。年間50本ほど、各地で講演活動をおこなっている。テーマは、地域防災や防災教育、災害情報とメディアなど。日本で唯一の「災害ジャーナリズム論」のゼミナールを開講。2016年度「ぼうさい甲子園」で優秀賞受賞。

◎定例会参加費(当日お支払い)
一般の方は2,000円
学生・高齢者は1,000円

尚、出欠の御返事を6月16日(金)までに、下記メールアドレスに御連絡頂ければ、シンポジスト3名の抄録を、事前に添付資料にて送付させて頂きます。

inochi.project@@gmail.com
(@をひとつ除いてください)

シンポジウムチラシ(PDF) ←クリックするとチラシのPDFデータが開きます。


第37回 プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました

2017年5月21日(日)、キャンパスプラザ京都にて、第37回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました。

今回の定例会では、中村本然先生(国際科学振興財団バイオ研究所特任研究員・元高野山大学教授)をお招きし、下記の演題でご講演いただきました。

➀ 空海の思想と現代―空海の唱えた心身智無量論を中心としてー
②「宗教と科学の対話」事業の報告

講演では、まず真言密教とは何かについて、またその世界観や修行法について、初心者にもわかりやすく丁寧な言葉で解説していただきました。

真言密教では、”普遍的な意識”が自分の本質であり、
それに生かされていることに気づくということが目的である。

本来は言葉や表象で表現し得ない真理というものを曼荼羅によってイメージ化したこと、
また思想を具体的な修行法として技法化したところにその特徴がある。

中村先生は仏教学者である一方、真言密教の僧侶という実践者でもいらっしゃり、理論だけでなく実体験に基づいた非常に貴重なお話をしてくださいました。

また、上記①・②の演題については、生命科学の進展に伴い希薄になっている”死”の問題や、祈りが及ぼす影響についての科学的実証研究についての報告など、現代社会における仏教のありようや自然科学との連携について、実践に即した報告と問題提起とがなされました。

後半は、医学・哲学・教育学・心理学等様々な分野の方々からの質問・意見でディスカッションが展開し、それぞれの専門分野を超えて共通基盤を創る上で有意義な時間となりました。

次回は、6月25日(日)に、プロジェクト『いのち』合同企画シンポジウムを予定しています。
近日中にこちらでもご案内いたします。
皆様のご参加を、お待ちしております。

第37回 プロジェクト『いのち』定例会のお知らせ

 3.11の東日本大震災から6年の歳月が流れ、価値観・人生観が大きく変わった方もいらっしゃる一方、これまでの延長線状で日々の生活を過ごされている方もおられるかと存じます。
昨年12月に開催致しました、人体科学会第26回大会を、医学・医療の転換点になるような大会にしたいという願いを込め、関係者一同、取り組んで参りました。お陰様で予想以上の多くの方々に御参加頂き、また大変良かったと好意的な感想を多く頂くことができ、関係者一同感謝致しております。
 それを契機として、プロジェクト「いのち」の方も、今年で8年目を迎え、大きな転換点を迎えております。来年度以降、開催日時、開催場所、参加費など、下記に示す様に、変更してこれまで以上に、ネットワークを拡げ、また皆様の御協力を得て、バージョンアップした、有意義な定例会にしてゆく所存であります。万障お繰り合わせの上、御参集頂きますよう御案内申し上げます。


日 時:平成29年5月21日(日)  13:00~17:00

場 所:キャンパスプラザ京都5階 第3演習室 
    〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
    (これまでの6階から変更しておりますので御注意下さい。)
    TEL: 075-353-9100 (京都駅ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)

演 題:
➀ 空海の思想と現代―空海の唱えた心身智無量論を中心としてー
②「宗教と科学の対話」事業の報告

講 師: 国際科学振興財団バイオ研究所特任研究員・元高野山大学教授 中村本然 先生

定例会参加費:2,000円、学生・院生は1,000円 
      (施設使用料の関係で、値上げさせて頂きます。)

懇親会:調整中(追って連絡させて頂きます。)

出欠の御返事は5月12日(火)までに、メールアドレスinochi.project@@gmail.com(@をひとつ取り除いてください)に御連絡頂ければ幸甚です。
お誘い合わせの上、皆様のお越しをお待ちしております。

プロジェクト「いのち」 (今年度の予定)

〇6月25日(日) 第38回プロジェクト「いのち」・合同企画シンポジウム
         キャンパスプラザ2階ホール 14時~17時

シンポジスト:広井良典先生 (京都大学 こころ未来研究所教授)
         德永光俊先生 (大阪経済大学 学長)  他

〇8月19・20日 第8回夏期合宿 京都エミナース (詳細が決まり次第、連絡させて頂きます。)

講 師 : 山野隆 先生 (山野医院院長)
              御講演ならびにセルフケアの実演および指導をして頂く予定です。

<関連する研究会のお知らせ>

次世代の科学、ネクストサイエンス ~学びから気づきへ~

・五感やそれ以上の感覚で、感じ体験する
・他に問うのではなく、自分自身の身体感覚(本能)に問う
・感性(感じること)と理性(考えること)の調和

セルフケアを通じて、自分の身体と対話しながら、好不調の規則性を見つけることで、
不調に陥る原因が明らかになる結果、身体だけでなく、心、さらには、生き方まで変化します

◆日程・場所
 ・日程: 2017年3月25日(土)
 ・時間: 13:00~16:00
 ・受付: 12:30より
 ・定員: 50名
 ・場所: ローズWAM(大阪・茨木市)5階研修室501・502
      (阪急京都線茨木市駅から徒歩5分)
 ・アクセス:http://www.rosewam.city.ibaraki.osaka.jp/access/
・参加費: 一般3,500円(小学生以下:無料、中学生以上の学生:2,000円)

◆プログラム
 1.講 演(13:00~14:30、質疑応答30分を含む)
 ・演題: 「望まれる未来の医療 ~瞬間に心身が変われるものか~」
 ・講演者: 山野隆医師(山野医院(鹿児島市)院長)
 2.治療デモ(14:30~15:00)
   参加者数名に可能(金属接触療法、生薬療法)
 3.ワークショップ(15:00~16:00)
   セルフケア、フィンガーケア:テンシ

受講料3、500円
(小学生以下:無料、中学生以上の学生:2、000円

申込&お問合せ:チ楽院関西支部

Mail:chirakuin.kansai@@gmail.com
   (@をひとつ取り除いてください)

第36回 プロジェクト『いのち』定例会 を開催いたしました

2017年2月5日(日)、キャンパスプラザ京都にて、第36回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました。

毎回、定例会では講師をお招きしておりますが、今回は予定を変更致しまして、2016年12月3・4日に開催された人体科学会第26回大会のDVD上映を致しました。

人体科学会第26回大会では、2日目午前中に開催された会員企画セッションが2会場に分かれていた為、是非、参加できなかった会場のセッションも観たいとの御要望にお応えする形となりました。

今年も、プロジェクト『いのち』の定例会は、偶数月の第1日曜日に開催する予定です。

皆さまのご参加を、お待ちしております。

定例会の案内配信をご希望の方は、下記メールアドレスにその旨を記載してお送りください。
inochi.project@@gmail.com(送信の際には@をひとつ取り除いてください。)

第36回 プロジェクト『いのち』 定例会のお知らせ

第36回 プロジェクト『いのち』 定例会のお知らせ

 新年、明けましておめでとうございます。良い年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

お陰様で昨年の大きなイベントでありました、人体科学会第26回大会も成功裡に終了することができました。御協力ならびに御参加頂いた皆様方には、厚く御礼申し上げます。

今回は予定を変更致しまして、人体科学会2日目の午前中の会員企画セッションが2会場に分かれて実施されたため、全部の内容を見ることができなかったので、是非、見たいとの御要望にお応えして、特別に大会のビデオ上映を致します。万障お繰り合わせの上、御参集頂きますよう御案内申し上げます。

日 時:
平成29年2月5日(日)
前半;10:00~13:00、後半;13:30~16:30、対話;16:30~17時

 

場 所:
キャンパスプラザ京都6階 明治国際医療大学 大学院等共同サテライト講習室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
TEL: 075-353-9100  (京都駅ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)

 

演 題:
前半A-1  日本の気功―その過去・現在・未来を語る
前半A-2 「魂」の科学~経験的事実・理論・実践から霊性について考える
後半B-1 始原東洋医学の医学・医療における位置づけと診断・治療体系
―印知感覚を身に付けるまでの体験智と実践智についてー
後半B-2 新たなる学問体系(知学)構築の試みーセルフケアからネクストサイエンスへー
後半B-3 気による共感感応―治療への応用と訓練法
三企画合同討論「原始感覚に基づいた治療・セルフケア・共感」

 

講 師: 内容の詳細は人体科学会第26回大会抄録集または第26回大会HPを御覧下さい。

定例会参加費:1,000円、学生・院生は500円

出欠の御返事は1月31日(火)までに、メールアドレスinochi.project@@gmail.comに御連絡頂ければ幸甚です(@をひとつ省略してください)。
皆様のお越しをお待ちしております。

第35回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました

10月2日、キャンパスプラザ京都にて、第35回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました。
今回の定例会では、まどかアッセマ庸代先生と坂井祐円先生のお二人をお招きし、「~「和」語、「無」心~ (形而上下学)を繋ぐ「直観」の位置づけ と いのちのケア」というタイトルでご講演・ご実践をいただきました。
10%e6%9c%88%e5%ae%9a%e4%be%8b%e4%bc%9a%e2%91%a0

以下、まどかアッセマ庸代先生よりいただいたメッセージをご紹介し、今回のご報告に代えさせていただきます。

***************

神無月、秋の実りに向けて
先般は、人体科学会実行委員会後のご多用のところ、
10/2プロジェクトいのちにご参加下さいまして、
心より、御礼申し上げます。いろいろありがとうございました。

堀田先生はじめ皆様には、
「直観」を医療医学領域において
どのように繋いで来られたか、お尋ねすることで、
あの場がもっと「いのち医療」の本質を問う場になるかと思いました。

守屋先生には、坂井円祐氏との接点に触れられ、
無が、単に仏教界にとどまらず、ナイチンゲールの達観との共通性にも触れて居られました。
そのことが、テーマの今回意図した
異相諸相を繋ぐ切り口「和」「無」「直観」の位置づけによる 生命いのち研究の再構築になると思いました。

10%e6%9c%88%e5%ae%9a%e4%be%8b%e4%bc%9a%e2%91%a2

小山先生、小板橋先生の いつもそばにいて下さり温かく声となるインスピレーションには、
人を育てるいのちの力を感じました。ありがとうございます。

嶋本先生、法蔵館の話で坂井先生との場も活気付き、先生のご研究意欲に敬服しています、
大茶道大系で倉沢先生の執筆が分かりました。私は森先生にフランスでお目にかかりました。

岩崎さんは、今どんないのちプロジェクトに取組んで居られるのしょうか。
それが生命研究領域の未来の方向性の一端を担っていると思います。

中村先生の「和」学の把握とお励ましに、出合ってきたものとの歴史やいのち研究動機がよみがえりました。
空海の般若心経秘鍵 「蜜」「真言」「いろは ん」和歌は、和学と言い切る大きな出会いでした。
イエスの「私は いのちであり、道であり、真理である」(ヨハネ)
この「いのち」とは何か、というこたが、高校時代からの日本での生命科学領域形成に携わるもともとでした。

棚次先生の一貫した「まどかの宇宙語 茶」へのアドバイス、
どうぞお見限りなく、科学と宗教の対話の世界へお導き下さいませ。

渡邉先生の 私の思考回路パターンへのご理解のおかげで、
始源のご発表も分かりやすくなりました。
一から十、十から一、下から、上から
ゼロが、ライフサイエンスからの和学(まどか1995)です。

利休百首に
「稽古とは一より習ひ十を知り
十よりかへるもとのその一」

私は限定された言語からの脱却で、バランスをとろうとしています。
ことばにしないということばに、いのちのことばとこころが見え隠れしています。

先生方のコメントや御発言と、
日頃のご思索に感謝して居ります。

懇親会では、おもてなし頂き、大変恐縮ながら、
更なるひとときをありがとうございました。

いのちプロジェクト2016/10/2
「和」語  と 「無」心
形而上下学をつなぐ直観の位置づけ と いのちのケア

ライフサイエンスからの和学(生命科学と文化)
くにごころで、ライフサイエンス医療医科学の範疇を拓く(茶家伝 大圓の草)

諸処の側面から、いろいろ至らず、失礼しつつも、
12月にむけて、自分の実践編を紹介させて頂きました。
ありがとうございました。

まどかアッセマ

**************

 

第35回 プロジェクト『いのち』 定例会のお知らせ

第7回夏期合宿も、昨日、無事終了し、お陰様で密度の濃い、内容となりました。発表して頂いた先生方を始め、参加して頂いた皆様方に感謝申し上げます。人体科学会第26回大会の準備もお陰様で順調に進んでおり、現在、抄録の編集作業が終盤となっております。参加を希望されている方で、まだ、事前登録をされていない方は、是非、大会HP(imedisophy.com/jintai26/)を御覧頂き御申込み下さい。

今回は、まどかアッセマ庸代先生と坂井祐円先生のお二人をお招きして、下記の要項で開催する運びとなりました。万障お繰り合わせの上、御参集頂きますよう御案内申し上げます。

日 時:平成28年10月2日(日) 13:00~17:00

場 所:キャンパスプラザ京都6階 明治国際医療大学 大学院等共同サテライト講習室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
TEL: 075-353-9100 (京都駅ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)

演 題: ~「和」語、「無」心~ (形而上下学)を繋ぐ「直観」の位置づけ と いのちのケア

講 師: 
まどかアッセマ庸代先生 (南山大学准教授)
坂井祐円先生 (南山大学宗教文化研究所非常勤研究員、新潟県立看護大学非常勤講師)

●講演内容
いのち 生命を対象とする学術文化基盤を意識化する。
西欧型非西洋圏(日本)の身に似合う医の理、いのり、いのち医療医学の
学術芸術技術の恊働の場として、パーソナリティ自文化に着目する。

略 歴:
○ まどかアッセマ庸代
2012「江戸の共生パラダイム」『地球時代の多文化共生』浅香編 行路社
2007「Holistic Medicineと代替医療・文化」『ホリスティック医学』東京堂出版
2014「医のカミ」『神話・儀礼・象徴』篠田編 樂揶書房
1963まどかソサエティ茶事副主。1993-Colege de France日本学高等研究所(Prof.Bernard.Frank, Paris)三宝絵鹿王 いろは、1983イエズス会Comillas大学倫理学高等研究所(Prof.Marciano JS , Madrid)。
1975国立がんセンター研究所・東京大学医科学研究所(Dr.杉村隆)生化学部発がん抑制酵素メチル基メカニズム、国立遺伝学研究所分子遺伝部・東大工学部・学習院大学生命分子研究所(Dr.三浦謹一郎)にてm-RNA末端構造分子生物学(核酸・タンパク質の関係性)、1981上智大学生物科学研究科博士課程前期修了。
上智大学生命科学研究所(枯草菌ファージの物理化学構造Dr.広川秀夫、生命科学基礎論Fr.柳瀬睦男JS bio—生命科学研究領域形成 宗教と科学の関係性)1991東京大学先端科学技術研究センター科学技術倫理大相関部門(Prof.村上陽一郎)協力研究員(生命医療の安全安心概念構築 STS)、1989日本ホリスティック医学協会(東西統合医療 民・官医療ネットワーク型学会形成)。
1986人間関係研究センター研究員(体験学習による生命科学論)等経て、現在南山大学准教授(人間の尊厳科目いのちとことば、パラダイム論 科学の諸相、ホリスティック死生学等担当)。
近代科学秩序と中世宗教秩序と生活秩序形成の言語全体系として「いのち」探究方法論を「日本の身に合うライフサイエンス基盤の医の理、ひとりひとりの和語を大切にする和学」を提唱する。

○ 坂井祐円(仏教 臨床心理士)
2015『仏教からケアを考える』法蔵館。
(2014人間性心理学会 まどか「死生学」ワーク発表から和語和学と無心研究が展開)1972新潟県生。大谷大学大学院(仏教学)、愛知大学大学院(臨床心理学)経て、京都大学大学院教育学研究課博士課程修了。博士(教育学)。臨床心理士。現在は、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員、新潟県立看護大学非常勤講師、スクールカウンセラー、真宗大谷派僧侶。
共著『宗教多元主義を学ぶ人のために』(間瀬啓 編著・世界思想社、2008)、
『ケアと人間―心理・教育・宗教』(西平直編著・ミネルヴァ書房・2013)

定例会参加費:1,000円、学生・院生は500円、(懇親会参加費:4,000円)

懇親会: 17:30~19:30 空海山
尚、出欠の御返事は9月23日(金)までに、下記メールアドレスに御連絡頂ければ幸甚です。
inochi.project@@gmail.com
(送信の際には@をひとつ取り除いてください。)
氏名、所属、定例会、親睦会の出欠を明記して下さい。

今後の予定

●日時:2016年12月3・4日
人体科学会第26回大会
場所:京都府立医科大学 稲盛記念会館(京都府立医科大学/三大学教養教育共同化施設)
大会テーマ:医学・医療を哲学するーいのちの根源を見据えて

第7回夏期合宿

9月17日(土)・18日(日)、京都エミナースにてプロジェクト「いのち」 第7回夏期合宿を開催し、約20名のメンバーが参加されました。
1%e6%97%a5%e7%9b%ae%e5%ae%88%e5%b1%8b%e5%85%88%e7%94%9f
プロジェクト「いのち」の夏季合宿では、これまで、第1回:鮎澤聡先生(人体科学会会長)、第2回:村上和雄先生(筑波大学名誉教授)・棚次正和先生(京都府立医科大学教授)、第3回:本川達雄先生(東京工業大学教授)、第4回:矢作直樹先生(東京大学教授)、第5回:保江邦夫先生(ノートルダム清心女子大学教授)、第6回:町田宗凰先生(広島大学教授)と豪華講師陣をお招きし、開催して参りました。
今年の第7回合宿では、1日目は人体科学会第26回大会の大会企画シンポジウムおよび研究発表にて登壇される先生方に御発表頂き、議論をする中で、大会本番の12月3日までに内容をさらに深めました。様々な分野で臨床・研究を実践されている先生のご発表でしたが、切り口や方法が違う中にも根底に流れる本質的なものは一致していることを、改めて共通認識した場となりました。

 

2日目の早朝は、ヨーガと合気道の実践により心身を調整。

%e5%90%88%e6%b0%97%e9%81%93

 

 

その後、岩井美詠子先生を講師にお招きして「生と死の研修~よりよく生きるために」のワークショップを開催致しました。
午前中の講義においては岩井先生のこれまでの多岐にわたる臨床活動のご経験から、ターミナルケア・グリーフケアについての話を聞かせていただきました。
 
2%e6%97%a5%e7%9b%ae%e8%ac%9b%e7%be%a9

ワークではまず、各参加者にとって「死」をイメージしたときに浮かんでくる色を考えることから始まりました。
その次に、各自にとってのこれまでの喪失体験を振り返り、グループに分かれてシェアリング。
だんだんと、扱う内容が核心に迫っていきます。
そして、今回のワークショップのメインプログラムである「死の体験旅行」は、自分の大切な“物”・“人”・“活動”・“夢”を書き上げた付箋を、自分が死を宣告されたがん患者になったというシュミレーション・ストーリーの中で、1枚、1枚と捨てていくものでした。

自分は何に支えられて生きているのか
自分のアイデンティティとは何なのか

死を見つめることによって、いかに生きるべきかについて深い示唆を得ることのできた機会となりました。

2%e6%97%a5%e7%9b%ae%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af

2日間、理論と実践での様々な学びを通し、「いのち」を深く考え、みつめる大変貴重な機会となりました。

講師の皆さま、参加された皆さま、どうもありがとうございました。

 

 

 

第34回 プロジェクト『いのち』 定例会を開催しました

画像

8月21日(日)、第34回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました。

今回は、大会のワークショップ(実践編)講師の御一人であられる、増川いづみ先生をお招きして、大会に先駆けて御講演と実演をして頂きました。
タイトルは『いのちの調律』です。

幼少の頃から水がとてもお好きだったという増川先生。
水の分子構造学と磁気共鳴学を中心に、水の流体力学を研究され、近年は全ての源である「音(振動数)」の可能性と神秘に着目し、音と宇宙と人間の繋がりを探求されています。

私たちの生命の重要な構成要素である水が、いかに周りの周波数に影響を受けているかを、映像で見せていただきました。

― 地球上のすべての生命は 水によって 振動によって育まれている ―

後半の実技では、実際にサウンドヒーリングの楽器を使って、音(振動数)を体験しました。
実技はまず、沢山の人が使い、沢山の想念(振動数)が刻まれている会場内を、音によって浄化する作業から始まりました。 そして、増川先生やスタッフの方が音の響きや音叉の振動によって、私たちの身体状態の調整、そしてもう少し微細な部分への働きかけをしてくださいました。
特に音叉を直接体に当て、身体の各部位に振動を響かせていった時、そのダイレクトな響きに驚くと共に、身体内部から呼応するように共鳴する振動があることを感じました。

また、増川先生は「私たちの存在は多次元にわたっています」とおっしゃっていました。
普段は五感で感じる粗雑な世界にリアリティを感じがちな私たちですが、生命の本質とはそれらよりもっと微細な周波数を基礎としているという事実を、体験を通して実感する機会となりました。