第35回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました

10月2日、キャンパスプラザ京都にて、第35回プロジェクト『いのち』定例会を開催いたしました。
今回の定例会では、まどかアッセマ庸代先生と坂井祐円先生のお二人をお招きし、「~「和」語、「無」心~ (形而上下学)を繋ぐ「直観」の位置づけ と いのちのケア」というタイトルでご講演・ご実践をいただきました。
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以下、まどかアッセマ庸代先生よりいただいたメッセージをご紹介し、今回のご報告に代えさせていただきます。

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神無月、秋の実りに向けて
先般は、人体科学会実行委員会後のご多用のところ、
10/2プロジェクトいのちにご参加下さいまして、
心より、御礼申し上げます。いろいろありがとうございました。

堀田先生はじめ皆様には、
「直観」を医療医学領域において
どのように繋いで来られたか、お尋ねすることで、
あの場がもっと「いのち医療」の本質を問う場になるかと思いました。

守屋先生には、坂井円祐氏との接点に触れられ、
無が、単に仏教界にとどまらず、ナイチンゲールの達観との共通性にも触れて居られました。
そのことが、テーマの今回意図した
異相諸相を繋ぐ切り口「和」「無」「直観」の位置づけによる 生命いのち研究の再構築になると思いました。

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小山先生、小板橋先生の いつもそばにいて下さり温かく声となるインスピレーションには、
人を育てるいのちの力を感じました。ありがとうございます。

嶋本先生、法蔵館の話で坂井先生との場も活気付き、先生のご研究意欲に敬服しています、
大茶道大系で倉沢先生の執筆が分かりました。私は森先生にフランスでお目にかかりました。

岩崎さんは、今どんないのちプロジェクトに取組んで居られるのしょうか。
それが生命研究領域の未来の方向性の一端を担っていると思います。

中村先生の「和」学の把握とお励ましに、出合ってきたものとの歴史やいのち研究動機がよみがえりました。
空海の般若心経秘鍵 「蜜」「真言」「いろは ん」和歌は、和学と言い切る大きな出会いでした。
イエスの「私は いのちであり、道であり、真理である」(ヨハネ)
この「いのち」とは何か、というこたが、高校時代からの日本での生命科学領域形成に携わるもともとでした。

棚次先生の一貫した「まどかの宇宙語 茶」へのアドバイス、
どうぞお見限りなく、科学と宗教の対話の世界へお導き下さいませ。

渡邉先生の 私の思考回路パターンへのご理解のおかげで、
始源のご発表も分かりやすくなりました。
一から十、十から一、下から、上から
ゼロが、ライフサイエンスからの和学(まどか1995)です。

利休百首に
「稽古とは一より習ひ十を知り
十よりかへるもとのその一」

私は限定された言語からの脱却で、バランスをとろうとしています。
ことばにしないということばに、いのちのことばとこころが見え隠れしています。

先生方のコメントや御発言と、
日頃のご思索に感謝して居ります。

懇親会では、おもてなし頂き、大変恐縮ながら、
更なるひとときをありがとうございました。

いのちプロジェクト2016/10/2
「和」語  と 「無」心
形而上下学をつなぐ直観の位置づけ と いのちのケア

ライフサイエンスからの和学(生命科学と文化)
くにごころで、ライフサイエンス医療医科学の範疇を拓く(茶家伝 大圓の草)

諸処の側面から、いろいろ至らず、失礼しつつも、
12月にむけて、自分の実践編を紹介させて頂きました。
ありがとうございました。

まどかアッセマ

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