プロジェクト「いのち」第41回定例会を開催いたしました!


2018年2月11日、塚本耕司先生をお招きし開催いたしました。
塚本先生は元プロボクサーであり、その後20年以上トレーナーを務め多くのプロボクサーを輩出。
そのかたわら、日本料理店の料理長、映画俳優として活躍。とてもユニークな経歴の持ち主です。
2010年両親の介護を機に治療家を目指し、「筋整流法 塚本道場」を開院されました。
腱引き師・天城流湯治法師範・美構造開脚システムマスター・リセンストレーニングトレーナー・ボディーストラクチャーヨガインストラクターの資格を持ち、治療の真髄を追い求められています。

今回は「天息法−深い呼吸がミトコンドリアを活性化する−」をテーマに、前半は天城流湯治法の基本的な理論と身体技法を使って伝授くださいました。
まずは、呼吸がしやすくするための体整。
呼吸法を行う前の体整が肝腎!です。
深い呼吸をするためには呼吸系は勿論、小腸系や大腸系を整えること。
天城流では身体のあらゆる歪みは「咀嚼不足」が関連しており、咀嚼不足による小腸・大腸系統のつまりが鼻の通りを悪くする。
ほかにも心臓や肝臓、腎臓、胃と全身の関連から、カラダとココロの働きを整えていくことを大切にされています。
顔、胸部、腕、太もも、、、塚本先生の指導のもと、自分の手で自分のカラダをひとつひとつ丁寧に触れていきます。
すると不思議、ひとつ、またひとつ、呼吸が深くなってゆく。
四六時中「呼吸」をしている。と思っていましたが、身体全ての細胞が天地一体となる呼吸ができていなかった!?ことに身をもって気付かせて頂きました。

後半は「腱引き」の実演と塚本先生が普段されている治療を体験させて頂きました。
塚本先生の豊富な経験と武道に対する真摯な思いが融合した素晴らしい治療に、参加者それぞれに大きな気づきがありました。
塚本耕司先生、ご出席頂いた参加者のみなさま、共に学びあえる貴重な時間を有難う御座いました。

次回は、3月3・4日の合宿です。京都エミナースでお逢い致しましょう!
皆様とお逢いできる事を、愉しみにしております。