第21回プロジェクト『いのち』定例会を開催しました

プロジェクト「いのち」第21回定例会を2月2日に開催しました。

第21回では、堀田忠弘先生に「全人的医療への戦略」の御講演をして頂きました。

「この病気になっている」という病名を探すことに奔走し、
「なぜ、その病気や症状がでているのか」という根本原因にふれられず、行き詰っている現代医療の現状。

それを打破するには、西洋医学の分析学と、東洋医学の生命科学を一体化させた治療体系をもたなければならない、ということ。

体・心・魂は一体となった身体で、意識・心が病気に密接にかかわっていること。
現代ならではの、環境汚染・化学物質・生活習慣等の問題と、病気との関わり。

そして、堀田先生が、具体的にどんなアプローチで医療に取り組んでいるか、ということをお話ししていただきました。

いのちそのものを丸ごと見る、
目が覚めるような、医療の次のステージをみせていただいた、そんなご講演だったと思います。

「寿命まで、人の世話にならず自分の事は自分でできて、
病院に行くことは稀で、満足な人生を送ることができる人の多い社会」
「その人が苦痛なくHappyに人生を全うできるかどうか」

という、先生が掲げる目標とする状態は、とてもシンプルで、
あたりまえで、どんな人でも自分に望む状態です。
現在、それがとても難しくなっていること。
でもそれを目指したいということを、改めて気づかされました。

次回は第22回定例会の開催になります。